1月16日「古典」
 
 ネットで注文していたDVDが届く。「ロスト・ワールド」(1925)と「海底二万哩」(1916)だ。どちらも輸入盤で持っているけれど、字幕版がようやく手に入った。どちらもサイレント映画なので字幕と一緒に弁士も欲しいところだ。
 
 「ロスト・ワールド」は「キング・コング」のウィリス・オブライエンが恐竜のストップ・モーションを担当しているので、マニアとしては押さえておきたい作品だ。昔の作品なので恐竜の解釈がかなり違うし、ストップ・モーションのギクシャクした動きも今のCGアニメと比べたらかなり見劣りするけれど、やっぱりこの手作り感は捨てがたいなぁ。
 
 「海底二万哩」は世界初の長編海底映画ということで、当時としては画期的な水中撮影が行われている。ここで登場する潜水艦がノーチラス号だが、この船名は1800年にアメリカのフルトンが発明した3人乗りの潜水艦「ノーチラス」に由来するのだろうか?ともあれ、この映像から察するに、かなり命がけの撮影だったのではないかと思う。なんかスゴイなぁ。