1月14日「寒い日」
 
 いきなりパリから電話が掛かってきたと思ったら、友人のA君が病院に入院したとの知らせだった。あれこれ聞いてみると、どうやら脳内出血で倒れたらしい。この件に関しては経験者なので、倒れた時の状況から色々な事を察知できる。病院に運ばれるまでの時間やその後の経過から、既に危機は去った事が判ってホッとした。後の問題はリハビリなので、医者の目を盗んでも出来るだけ早くリハビリを始めるようにと助言する。とにかく早い処置と早いリハビリが大事なんだなぁ、これが。もっとも日頃からちゃんと節制していれば、こんな病気に掛からなくとも済むのだけれど。
  
 ヒサクニヒコさんが「花見とは、寒い時期を乗り越えて再び春を迎えることが出来たことを祝う行事だ…」というようなことを言っていたけれど、死線を乗り越えた者としては全くその通りだなと実感する。今年は花見に行くぞ!