12月17日「創作の場所」
 
 年の瀬も近づいて出版社などの忘年会が続くけれど、今年は色々忙しいのであまり参加しない。というか、出版社の仕事もあんまりしていないし行き辛い。それでも今日はポプラ社の忘年会だから、珍しく参加する。こんな時でないと作家の友達となかなか会う機会もないし、ここで会っておかないと1年後まで会えそうにない。
 
 会場のセンチュリー・ハイアットホテルに行く前にもちろん新宿西口ビックカメラに寄ってみるが、やっぱりめぼしい物が見つからなかった。一体どういう事だ?私が欲しいソフトに限って無いとは!もっとも、凄〜くマニアックだけれど…1枚くらいあったっていいじゃないか?とっ、ビックカメラ名物ワゴンセールの中に「ミステリーゾーン18」が!しかも驚きの投げ売り価格1980円!思わず買ったけれど、もしかしてこれ持っていなかったかなぁ?ええぃ!またしても余計な物に手を出してしまった!
 
 会場に行ってみたら、なんと「怪傑ゾロリ」の原ゆたかクンが乾杯の音頭をとっていた。まぁポプラ社で一番の売れっ子作家だから当たり前なんだけれど、原クンもそんな歳になったんだなぁと驚く。そして、そう言う自分もすっかり古株の仲間入りしてしまっている事に気が付く。
 
 パーティーの後、原クン達ら内輪の仲間と御茶を飲む。「あらしのよるに」の木村裕一さんとも久しぶりに話をする。成る程「あらしのよるに」はロイヤルホストで生まれていたのか!というか、殆どの作家がファミレスで仕事をしているのが面白い。例の絵のメニューはやっぱり不評だったし、ドリンクバーの導入でロイヤルホストがガストに成り下がったというのがみんなの共通意見だった。