12月7日「K−1!」
 
 いやぁ今日観た「アルゼ K-1 WORLD GP 2002 決勝戦」は燃えた燃えた!どの試合も今まで見たこともないようなKOの応酬で、常識を覆す超空間に酔いしれた。とにかく出場している選手がみんな凄い。たとえKOされても次の瞬間には相手をマットに沈める力を秘めている怪物ばかりだ。

 特にアーネスト・ホースト対ボブ・サップ戦は凄かった。「K−1」「PRIDE」「プロレス」の三つの世界を食い物にする「キングギドラ」だと自称するボブ・サップはまるでキングコングのように腕を振り回す。前回不覚を取ったMr.パーフェクトことアーネスト・ホーストも今回は最初からフルエンジンでボブ・サップに襲いかかる。さすが3度王者に輝いた、百戦錬磨のホースト。K−1がこれで4戦目のサップと比べたら技術の差は歴然としている。ホーストのパンチや蹴りが正確にサップの顔面や腹や脚を連打する。

 さすがの怪物サップもジリジリと後退し、もはや防戦一方のサンドバック状態だ。そして狙いすましたようにホーストのパンチがサップのレバーに炸裂!溜まらずサップが倒れ込む。何とか立ち上がるサップを、ここぞとばかり千手観音ホーストの猛撃ラッシュが襲う。
 
 もはやこれまで、サップもこれでお終いと誰しも思ったその瞬間、サップの大振りフックがホーストの顔面を直撃!ホーストの身体が3メートル程宙を舞った。おおっ!出たぞ必殺「フライングホースト」!いやぁ、冗談だと思っていたが、ホントに吹っ飛んだよ。ビックリしたなぁもう!
 
 結局ボブ・サップは試合には勝ったものの、この試合のケガが元で準決勝進出をアーネスト・ホーストに譲り、そのホーストが次々に対戦相手をクラッシュさせて、とうとう優勝してしまった。優勝が決まった瞬間、珍しくホーストが目を潤ませた。その彼を包帯姿のサップが祝福する。何とも微笑ましい怪物だ、この男。きっとホントは超人ハルクのようにいい人(怪物)なんだろう。それにしてもこのケガで、大晦日の「INOKI BOM-BA-YE 2002」に出場する気だろうか?やっぱり出るかも知れないなぁ。何てったって怪物だからね。