12月6日「助っ人」
 
 昨夜の急展開に合わせて色々と調べものやら片付けなどをしていたら、朝の時間がすっかり潰れてしまった。おっと、もうこんな時間か!慌てて家を飛び出し、中野坂上のSCEJ(ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン)に向かう。いつもなら途中で新宿に寄るのだが、時間がないので後で寄ることにしよう。
 
 SCEJでの会議は久しぶりだが、製作の方も着々と進んでいるようでまずは一安心。とは言えあいかわらず人材が不足しているので、今日はディレクターの梅崎クンから新しい助っ人として青柳宇井郎クンという人を紹介された。これからGアーチスツの佐々木クンと彼に根本クンの抜けた穴を何とか埋め合わしてもらおうというのだが、話してみて驚いた。会話の中で竹内巨麿の「竹内文書(文献)」なんて怪しい言葉がポンポン出て来るところなど「ムー」世代っぽく、私とベクトルが結構似通っていて可笑しい。言葉の端々にマニアックな匂いを感じるなぁと思っていたら、それもそのはず元円谷プロにいた人で、ウルトラシリーズの事なら何でも知っているウルトラ怪獣物知り博士ではないか!ううむ、類は友を呼ぶというか、何か別の意味で面白くなって来たなぁ。
 
 その後SCEの川畑クン等から製作中のデモ画面を見せてもらう。うひょ〜っ、何とそんな事が!まさか?あひぇ〜っ!ほぇ〜っ!とにかく飛躍的に面白さが進化している。この気持ちよさ、かなりクセになるかも知れないなぁ。ムホホホッ、これはホントに面白い事になって来たぞ。
 
 帰りに新宿西口ビックカメラとマイシティの「Too」に寄る。ビックカメラに行くと最新DVDが沢山出ていたので、思わず手を出してしまう。ついでに前から気になっていた某B級SF作品を、絶対駄作と知りつつも買ってしまった。ううん、後で必ず後悔するぞ。きっと後悔する。でも、ここで買わなければもっと後悔するに違いない。だってこんな駄作、ここで観なければ、もうきっと二度とお目に掛かれるチャンスもないだろうからね。…と思って後で観たけれど、やっぱり酷い駄作だったよぉ。トホホ…。