8月10日

 外は暑いし、風も強い。まさにDVD鑑賞日和!…って、どこが?TSUTAYAで新作を借りたし、海外に注文していたDVDも届いた。とにかく気分を変えて今日はDVDを観まくろう。

 しかし何ですね…。「オーシャンズ11」は出演陣も豪華だし(カメオ出演陣もスゴイ!)、話もちゃんと出来ていて「スパイ大作戦」や「黄金の七人」みたいで面白いんだけど、何故か満たされないこの気持ちは何だろう?やっぱりジョージ・クルーニーにシナトラみたいな貫禄というか求心力が無いせいだろうか?どうも主人公に思い入れが出来ない。どうもスッキリしないなぁ。それにしても、ジュリア・ロバーツの歩き方は何だか変だ。

 サミュエル・L・ジャクソンの「ケイブマン」はとても不思議な映画だ。天才ピアニストで超能力者のホームレス(洞穴に住んでいるけど…)という主人公も異色だが、話も映像も相当異色だ。人にはあまり勧められないけれど、不思議な魅力を感じてしまう。何だか変な印象だった。

 あまりに特異な人々が集まる、あまりに特異な場所で、あまりに特異な事件が起こる。「D−TOX」はとても奇妙な映画だ。一つ一つの要素は面白いんだけど、それを全部集めると何だか変なことになる。

 あまりに変な映画を観すぎたので、こちらの頭もおかしくなって来た。ここで口直しに「ロード・オブ・ザ・リング」を観ることにした。もうじき日本でも発売されるのだけど、それまで待てないので、輸入盤を買っておいたのだ。改めて観てみたけれど、いやぁ、大した映画です。長年の夢を具現化してくれたこの作品のおかげで、これからのファンタジー映画は大きく変わるに違いない。また、そうあって欲しいと思うね。