6月24日

 朝5時に起きて昼まで仕事をし、午後から中野坂上のSCEJ(ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン)へ行く。今日はゲーム攻略本のインタビューを受けるのだ。もう既に雑誌などで何度も同じ事を聞かれてきたけれど、今回はちょっとだけ違う答え方をしてみる。風邪もまだ抜けきっていないし、頭もかなりボンヤリしていたので、どうも取り留めのない事を長々と喋ってしまう。しかし、何を喋ったんだろうね?なんだか不安だなぁ。

 インタビューの後制作部に行って、次回作のスタッフ達とちょっとづつ話を交わす。「ポポまり(ポポロクロイス〜はじまりの冒険)」は何から何まで始めてづくしで開発は難航を極めたけれど、その経験やデータや技術がちゃんと蓄積されているので次回作に関してはかなり明るい見通しがたてられる。少なくとも今回の問題点は全て解決するし、更に進んだ描写や○○も可能となるようだ。

 3Dになったおかげで、これから先飛躍的な進化が見込まれるようになったけれど、恐らくごく近い将来には全編セルアニメと全く変わらない画面でゲームすることも出来るだろうし、それ以上の描写も必ず可能になるだろう。それと同時に、この描写の進化はデザインや美術の自由な発想を促し、ストーリーやアイデアの障害となっていた様々な足かせを次々に取り外してくれることだろう。まぁそんなことは抜きにしても、これからポポロのお話はどんどん面白くなって行くんだけれどね。なにしろ、あの…以下自主規制!