4月8日

 今日検査で十二指腸が多少動くようになってきたということが判り、鼻チューブ(鼻管)が取れた。その代わりに胆汁採りのチューブが再開通し、体から容器をぶら下げる状態になった。これって最初の恰好だから、何だか振り出しに戻った感じだ。もちろん絶食は続く。フヒョ〜ッ!

 入院している間も次第にゲームの発売近はづいて来る。当然ゲーム本の取材も受けなければならない。そんなワケで取材第一弾は病院のロビーで秘密裡に行われた。鼻管も取れた勢いで久しぶりに一杯喋ったので、さすがに疲れたらしい。おかげで病室のベッドに戻ったら、すっかり眠りこけてしまった。

 気が付くと、目の前に本が二冊置いてあった。「空想科学読本4」と横山隆一先生の「百馬鹿傑作選」だ。これはどうしたことかと本を開いてみる。すると「百馬鹿選」に古川タクさんのメッセージが入っていた。卓上カレンダーには矢崎さんのメモもある。うひょ〜っ!どうやら、眠りこけている間に矢崎さんと古川タクさんが面会に来たらしい。う〜ん、これはどうも大変失礼いたしました!