3月14日

 手術は無事終了し、もの凄い胆石も取れた。しかし、どうも胆嚢の状態は思った以上に炎症がひどく、胆管にへばり付いていて、胆管を摘出した時に胆管にダメージを与えてしまったらしい。術後体を見ると、体内からチューブが伸びていて、ポンプで絶えず何かを吸引している。医者の話では胆管から胆汁が体内に漏れているのだそうだ。ガチョーン!そりゃマズイ!

 そんなわけで、急遽もう一度手術をすることになってしまった。しかも今度は内視鏡ではなく、ちゃんと切って開ける方法だって!?ガチョーン!それじゃ回復が益々遅くなってしまうぞ…。

 二回目の手術が明日の金曜日に決まり、今日は恐れていたERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)をやることになった。これは内視鏡で十二指腸及びその周辺を観察し、胆管膵管に細い管を挿入し、造影剤を入れて診断を行う検査だ。とにかく、本人の
承諾書がいる位の結構ハードな検査だから、検査後も絶対安静が必要になる。

 もうこれ以上体に余計なダメージは与えたくないが、より正確な診断をするためには致し方ない。さっさとやってくれい!もっともこの検査。全身麻酔を使うので、やっぱり一瞬で終わってしまった。さぁ、明日は二回目の手術だ!まいるなぁ。