2月21日

 もう今回の冬季オリンピックは審判員の疑惑の採点の連発でハチャメチャになっている。国会でもS議員の疑惑で紛糾している。何だかスッキリしない今日この頃だ。でも今日は新作DVDの発売日なので(正確には明日だけど、店には今日入荷するので)、新横浜の「ビックカメラ」に行く。お待ちかねの「テルミンコレクターズBOX」が発売されたのだ。

 「テルミン」とはロシアの物理学者にしてチェロ奏者レフ・セルゲイヴィッチ・テルミン博士が1920年に発明した電子楽器だ。機器から伸びている棒の周りで手をフニャフニャ動かすと、ノコギリを弦で弾いたようなヒョ〜〜〜ォォ〜〜♪という「恐怖のミイラ」が出て来そうな、世にも不思議な、ちょっと不気味な音を奏でる。

 その楽器もさることながら、発明者のテルミン博士自体がとっても不思議な人物で興味深い。実際博士は電子楽器の他に革新的盗聴装置やテレビジョンシステム等数々の天才的発明をしているが、何しろ成功の最中突然妻を残して失踪したり、とにかく謎の多い人物だ。そんなわけで色々な噂が立つのも無理はない。一説には,「テルミン」を逆さに読むと「ニ・ムリョート(不死)」になるところから、不老不死の技術を開発したという噂まで流れたものだ。

 さて明日はまた朝から出掛けなければならないので早く寝なければならない。今夜はテルミンを聞きながら眠ろう。ヒョ〜〜〜ォォ〜〜♪何だか怖い夢を見そうだなぁ…。